工法紹介
Construction Method
HND工法
アースドリル工法[場所打ち杭工事]
HND工法はアースドリル式の拡底場所打ちコンクリート杭工法です。
従来のアースドリル同様、ドリリングバケットを用いて支持層の所定深度まで掘削し、拡底バケットを用いて円錐形に拡大掘削しながら、杭先端断面積を大きくした場所打ちコンクリート杭を築造する工法です。

STBC-SR Ⅱ工法
[Steel Pipe Reinforced Taishin Bashouchi Concrete-Super Rib Pile]
STBC-SR Ⅱ杭は、鋼管の内面に鋼管とコンクリートとの一体性に優れた突起(溶接成型突起)を設けた鋼管を使用する場所打ち鋼管コンクリートです。
2種類の構造タイプから設計条件に応じた構造が選択可能なため、信頼性・経済性に優れています。

超小型アースドリル工法
狭い敷地での施工が可能。4t車の生コン車が入れば搬入可能。施工機械は0.25のベースマシーン。
性能
- 掘削径 700φ~1500φ
※軟弱地盤で1800φまで可能 - 最大掘削深さ 31.5m~43.0m
- 最大掘削トルク 52kn・m

地中障害撤去工事・既存杭引き抜き工事
現場造成杭、地中障害撤去工事。既製杭(PC杭・摩擦杭)の引き抜き工事。

■全回転式オールケーシング工法
[オールケーシング工法]
ケーシングチューブを掘削孔全長にわたり揺動(回転)・圧入しながらケーシングチューブ内の土砂をハンマグラブにて掘削・排土する工法。硬い土丹層、礫層などに有効。HND工法・STBC-SR Ⅱ工法と併用可能。
■フリクションカット工法
ケーシングを杭にかぶせ、回転させながら杭の先端まで掘削し、杭のフリクションカットを行う工法です。フリクションカット後にケーシングを引き上げて杭を引き抜きます。低騒音・低振動による施工が可能です。